株式会社インパルス AE86
AE86改6速化計画、試験搭載を行いました。
2014.09.24
新型86用6速トランスミッションをAE86へ搭載すべく
トランスミッション本体とエンジン接合部のベルハウジングを
接続するハウジングユニットを設計しました。
試作品はCNCによりアルミブロックを精密加工にて削り出し、
この度、試験搭載に至りました。

トヨタ86用6速はノーマルギア比がAE86に似ています。

AE86用ノーマル1速ギア3.587に対し、新型86用1速ギア3.626と近似しており
AE86用ノーマル4速ギア1.000、新型86用5速ギア1.000の直結ギア、
AE86用ノーマル5速ギア0.861に対し、新型86用6速ギア0.767と
100km/h時の回転数がAE86は3500rpmに対し、新型86は3100rpmとなります。

また6速MTは1つギアが増える事で、純正ギアのクロスレシオ化となり、
新型86はシフトフィールが非常に良いため、FR車特有のシフトの渋さ、フィールの悪さが
大幅に軽減できます。

現在キット化へ向けた試験中ですが、総削りだしの最高級仕様と鋳造のローコスト仕様の
ラインナップを検討しております。

今後の開発にご期待ください。