新事業サービス開始のお知らせ
3Dデータのない実物をスキャンし、3Dデータを作成する新サービスを開始致しました。
参考画像
画像1 3DSCAN による ポリゴンメッシュ形成
画像2 3Dモデル形成(SOLIDまたはSURFACE)によるメッシュデータとの偏差マップ
画像3 3Dモデルベースから反転(対称)モデル形成
サービスの内容
1.SCANデータ形状抽出
非接触式3Dスキャナーによる形状抽出 最大精度0.025mm(25μm)
(精度証明書付き3次元測定器を使用)
小物から自動車などの大物まで幅広く3Dスキャンに対応致します。
STLデータのお渡し(3Dプリンター出力にはこのデータが適します)
自動車本体から形状抽出の場合、測定環境を安定させるため社内工場にて作業となります(出張サービスの場合はご相談ください)
小物部品の整列(表裏マージ結合)データも対応しております。
2.ポリゴンメッシュからSOLID、またはSURFACE形状作成
荒出し形状抽出、寸法抽出から、モデル形成まで対応致します。
3.3DCADによるモデル形成
リバースエンジニアリング過程の3DCADモデル形成に対応致します。
データ出力は、STEP、IGES等の中間フォーマット形式にて納品。
その他、受諾サービスのお知らせ
3Dデータから3Dプリンターによる試作提供
・長繊維カーボンを使用した3Dプリンター出力に対応致します(協力企業様にて)
サーフェースモデル切削サービス
・発泡剤、人工木材などを使用したモデル形状の切削サービスに対応致します(協力企業様にて)
金属加工NC切削サービス
・アルミ材、鉄材等のマシニング加工サービスに対応致します(自社設備及び協力企業様にて)
CFRP、カーボン成形サービス
・カーボン炭素素材を使用したオートクレーブ成形、インフュージョン成形(VaRTM成形含む)、
熱可塑プレス成形品の製作、納品サービスに対応致します(協力企業様にて)
リバースエンジニアリングからの製品の成形、納品まで幅広く対応しております。
自動車特殊整備業への転用
新品部品がない、中古部品がない、または状態が悪いなど、量産部品を再生産するには設計データの確保、金型等量産工程の準備、多くのハードルがあります。
そこで、形状抽出により設計データ確保することで、CNC加工、3Dプリンター造形など様々な加工方法によって蘇らせることが可能となります。
事例)
オールドクラシックカーの部品製作(日産、トヨタ、ポルシェ等)
性能部品の強度向上のためのレース用部品製作
腐食の酷いスチールパネルをカーボン素材で再現かつ剛性を確保